最近、自宅で過ごす時間が多くなったことで、家で美味しいコーヒーを楽しむことに関心を持つ人が増えています。
私もコーヒー好きとして、以前はカフェでコーヒーを楽しむことが多かったのですが、忙しさに追われ、外でコーヒーを楽しむ機会が減ってしまいました。
休日は家でコーヒーを淹れながら、自分だけの時間を過ごすことで、心も体もリフレッシュしています。これが今の生活にはとても合っているんです。
あるコーヒーワークショップに参加したことがきっかけで、自宅でハンドドリップコーヒーを淹れるための必要な道具をそろえました。
これから手淹れコーヒーを始めたいと思っている方に向けて、基本的な道具から、コーヒーの楽しみを深めるアイテムまで、幅広くご紹介します。
準備ができたら、実際にコーヒーを淹れてみましょう。簡単な手順から、特別な道具を使わないコツまで、いろいろとお伝えします。
美味しいコーヒーを楽しみながら、特別な家での時間を過ごしてみてください。
自宅で始める手淹れコーヒーの基本キット
ハンドドリップでコーヒーを淹れる際に必要な3つのアイテムを紹介します。これらがあれば、すぐにでも美味しいコーヒーを淹れ始めることができます。
ドリッパーの選び方
手淹れコーヒーの要となるのがドリッパーです。素材や形状、穴の大きさによって様々なタイプがあり、選ぶこと自体が楽しいですね。
私はコーヒーワークショップで気に入ったドリッパーを見つけ、購入しました。このドリッパーを使うたび、楽しかったワークショップの記憶がよみがえります。
ドリッパーの形状によって、コーヒーの味わいに違いが出ます。
ドリッパーの形状とその影響
台形型:台形のドリッパーでは、お湯の流れがゆっくりとしており、コーヒーのエキスが丁寧に抽出されるため、深い味わいのコーヒーができます。
円錐型:円錐型のドリッパーは、お湯が速く流れ、すっきりとした味わいのコーヒーが楽しめます。
ドリッパーの素材について
陶器:陶器製のドリッパーは、耐久性と保温性が高いため人気です。ドリッパーを温めておくことで、コーヒーが冷めにくくなります。
プラスチック:軽量で扱いやすいプラスチック製のドリッパーは、初心者にもおすすめで、価格も手頃です。
ガラス:ガラス製のドリッパーは見た目が美しいですが、扱いには注意が必要です。フィルターの選び方
ハンドドリップにはさまざまなフィルターがあり、それぞれ特徴があります。
フィルターの種類と特徴
ペーパーフィルター:使い捨て可能で手軽なペーパーフィルターは、初心者にも最適です。
ステンレスフィルター:再利用可能なステンレスフィルターは、環境に優しく選ぶ人も多いですが、メンテナンスが必要になります。
ネルフィルター:喫茶店のような本格的な味を求めるならネルフィルターがおすすめですが、手入れが少し大変です。
セラミック製コーヒーフィルターについて
セラミック製のコーヒーフィルターは、細かなメッシュ構造を持ち、濃厚な味わいのコーヒーを好む方にぴったりです。素朴な見た目も魅力で、お部屋のインテリアとしても馴染み、多くの方々から愛されています。この再利用可能なフィルターは、細かなメッシュのため、使用後はしっかりと洗う必要があります。
ドリップ用ポットについて
ドリップコーヒーを淹れる際に使うポットは、お湯を注ぐためのものです。細口のデザインがおすすめで、これによりお湯の流量を正確にコントロールし、コーヒー粉に均等にお湯を注ぐことができます。この方法で、一貫した美味しさのコーヒーを抽出できます。このお湯を注ぐ行為は、コーヒーの香りを楽しみながらの至福のひとときです。
自宅でのハンドドリップコーヒーのための追加ツール
自宅でハンドドリップコーヒーを楽しむために、基本的な道具以外にも役立つアイテムがいくつかあります。ハンドドリップに慣れたら、これらのアイテムを取り揃えることで、より充実したコーヒータイムを過ごすことができます。
コーヒーミルについて
コーヒーミルは、焙煎されたコーヒー豆を挽くための道具です。豆を細かく挽くことで、抽出の効率が上がり、自宅で挽きたての豆の香りを楽しむことができます。手動と電動の2タイプがあり、手動は少し力が必要ですが、電動は使い勝手の良さが魅力です。挽く過程を楽しむなら手動を、手軽さを求めるなら電動がおすすめです。
ドリップスケールについて
ハンドドリップで一定の味を実現するために重宝するのがドリップスケールです。このスケールを使うことで、お湯の量、豆の量、蒸らし時間、抽出時間を一貫して管理し、理想の味を追求することができます。重さと時間を同時に計れる点が特徴で、普通の計量器としても使えます。
自宅でハンドドリップコーヒーを淹れる手順
道具を揃えたら、ハンドドリップコーヒーの淹れ方を学びましょう。以下に、基本的な手順を紹介します。
●コーヒー豆の量を決めます(1人分は約12gが目安)。
●豆を挽きます。
●ドリッパーにフィルターをセットし、挽いた豆を入れます。豆が均一になるように広げます。
●お湯を沸かし、沸騰後1~2分待ってから、約90度のお湯を使います。
●フィルターに直接お湯をかけないように、豆に対してゆっくりとお湯を注ぎます。
●抽出が終わったら、サーバーを軽く振ってコーヒーの濃度を均一にします。
●コップに注ぎ、完成です。ゆっくりと時間をかけて抽出することで、より濃厚な味わいのコーヒー を楽しむことができます。さまざまな抽出方法を試し、自分好みの味を見つけてください。
これらの説明を通して、自宅でのハンドドリップコーヒー作りがより楽しく、充実したものになることを願っています。
自宅でのドリップコーヒー作りをさらに楽しんでみませんか?
ドリップコーヒーの基礎が身についたら、さまざまなコーヒーの変化に挑戦するのもいいでしょう。
今回は、手軽に楽しめる「カフェオレ」の作り方を紹介します。
【用意するもの】
コーヒー豆:15g
お湯
牛乳:約120ml
コーヒーポット
ドリップ器具
コーヒーフィルター
計量器
【作り方】
● カフェオレ用のコーヒーを淹れる
最初に、15gのコーヒー豆に150mlの熱湯を注ぎ、濃いコーヒーを抽出します。
●牛乳を60~65度に温め、準備したコーヒーに120mlを加えると完成です。
ポイントは、コーヒーと牛乳を1:1の割合で混ぜ合わせ、コーヒーを濃く淹れることです。この簡単なレシピで、自宅でカフェのようなひとときを楽しんでください。
自宅でドリップコーヒーを始めるためのまとめ
ドリップコーヒーを自宅で淹れる際に必要な基本的な道具と手順を紹介しました。
初心者の方でも、基本の3つの道具さえあれば始められます。
慣れてきたら、徐々に道具を増やしたり、さまざまなコーヒー豆やアレンジレシピに挑戦してみることをおすすめします。
自宅でのコーヒータイムがより一層楽しいものになるよう願っています。